コツコツ積立投資って意味あるの?

新NISA

こんばんは。中小企業で働く普通のサラリーマンのアーロンです。

今回は積立投資に関して解説させていただきます。

コツコツ積立をすることでどのくらい資産が膨れるのかがわかると思いますのでお楽しみに!

積立投資とは毎月一定額投資をすることです。

新NISAの解説を前回させていただきましたが、新NISAの制度はつみたて投資枠と成長投資枠に枠が分かれております。

つみたて投資枠では基本的に毎月一定額の投資を行う投資方法です。(成長投資枠でも毎月つみたてはできます。)

雨の日も風の日も台風の日も関係なく一定額を投資します。

はっきりいって結構地味です。けどこの地味~な投資でも時間が経てばじわじわと効果を発揮することとなります。

よく『複利』って単語を耳にすると思います。

複利とは資産運用で得た利益をそのまま運用することで、利益がさらに利益を生むことを言います。

例えばある投資で年利5%の利益が出るとします。

あなたはそれに100万円を投資したとすると、翌年5%の利益が得られるので100×1.05で105万円となります。

100万円が105万円になったらうれしいですよね。

積立投資とはこの得られた105万円に満足せず、再び100万円を投資することを意味します。

すると前年投資した金額105万円と今年の100万円に5%の利益が加わるので

(105+100)×1.05で215万2500円となります。

つまり、もともと200万円だったものが、いつの間にか15万円増えることになります。

これが積立投資の魅力です。

いやいや100万円なんて簡単に投資できねーよ!って思う方もたくさんいると思います。

私もそんな一気に100万円なんてできないし今もそこまで資産は増やせていません。

ですが、月5万円だったらどうですか? 月3万円だったらどうですか?

ボーナスでもらえる金額を切り崩したり今の月々の固定を少しずつ見直すだけでも可能な額ではありませんか?

月5万円の投資で年間60万円、月3万円の投資だと年間36万円の投資となります。

単純にこの金額を20年間貯蓄した場合と、資産運用に積み立てた場合で比較してみました。(現在貯金の金利は多くても0.01%とかなので利益はほぼないものとします。)

5%の複利にて月5万円の積立投資を20年間した場合は、

貯蓄と比べると876万円も資産が増える結果となりました。

1200万円が2000万円を超えております。

また、図を見ていただくとわかるように積立期間が長ければ長いほど元本との差が大きくなることもわかると思います。

貯蓄も大事ですが、すべて貯蓄に回すのではなく、ある程度余裕があれば投資に回した方が資産が増える可能性が高いです。

次に月3万円も見てみましょう。

月5万円と比べると複利の効果が少し小さくなってはいますが、

それでも20年継続できると元本600万円が1038万円まで膨れることがわかります。

月3万円も確かに難しいかもしれませんが、ボーナスでもらったお金をそこに回すことも選択肢に

入れると幸せな人生設計ができるかもしれません。

先ほどのシミュレーションは5%が常に一定の仮定でしたが決してそんなことはありません。

10%の時もあれば、3%の時もあります。暴落によりマイナスになるときだってきっとあるでしょう。

一括で投資をした場合は暴落時に大ダメージを受けて逃げ出したくなるかもしれませんが、

コツコツ少額で積み立てた場合は、平均化されるので長期で見るとプラスに転じることを歴史が証明しております。

下がったからもうやめるのではなく、焦らずじっくり信頼できる投資先を見つけて一緒に資産を

ふくらましていきましょう!

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